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挿絵09

 この挿絵がいったいどの部分を絵にしたものなのかわかりません。ブロッケンの怪物でしょうか? wilder所有の全集版とペーパーバック版とではレイアウトの関係上、挿絵掲載位置も違うため、当HPではとりあえずシーンの頭に掲載しました。


コボルト

 ドイツの座敷童みたいな妖怪。本作品中でも、座敷童らしくちゃんと家に取り憑いております。『ファウスト』の呪文では地の精としてお馴染み。地下に住むという伝承ゆえでしょうか。キャロルは同じドイツの怪であるブロッケン山の怪物と合体させてます。
 ブロッケンの怪物とは、ブロッケン山の山頂に現れる大きな人影。すわ巨人、と思いきや、正体は霧に映った登山者自身の影なのだそうです。


ラスキン

 Martin Gardner の註より引用。
 ジョン・ラスキン(1819-1900)、作家・評論家、リドル家の友人、アリスに絵を教えた。キャロルは何回か彼の写真を撮った。



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