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【あの街で犬が〜】
オリバー・ゴールドスミスの「狂犬の死の哀歌」より。
ゴールドスミス Oliver Goldsmith (1728-1774)はアイルランドの詩人・劇作家・小説家。代表作「ウェイクフィールドの牧師」。
【シャッサンセ氏】
シャサネ、シャスヌ、シャスネとも。Bartholomew Chasseneeはフランスの弁護士。鼠裁判は1951年に実際に起こった事件。おそらく本文中の事件はすべて実際にあった判例だと思われる。エヴァンズ著『殺人罪で死刑になった豚』に詳しそうだが、未読のためなんともいえず。
ちなみに訳者の知ってる範囲では、このシャッサンセ氏、ジュリアン・バーンズの小説『10・1/2章で書かれた世界の歴史』にも登場する。そこでは何と、木食い虫の弁護をしています(もちろんフィクションですが)。
【アビシニア派】
「アビシニア教会派」とはキリスト教の宗派の一つで、別名エチオピア教会派。その名の通りエチオピア地方で広く信じられているそうです。
【おお、女よ、女!〜】
イギリスの詩人アレクサンダー・ポープによる『オデュッセイア』英訳より。第十一編531行目。邦訳はギリシア語から訳してるんでしょうか、該当箇所発見できず。