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翻訳:江戸川小筐
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さあこい、マクダフ!

シャーロット・アームストロング

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第二章

 生まれて初めて目にした執事は、伯父の執事エファンズだった。本名はエヴァンズなのに、わたしにはわからない冗談を種にみんながわざと間違って呼んでいるのだとずっと思っていた。ところが彼の名前は本当にエファンズなのだ。その夜ドアを開けてくれたのがエファンズだった。

 初老の小柄な人物で、細長い首のてっぺんにやつれた小さな顔が載っかっている。首はすりむいたように真っ赤だった。微笑みかけられたときには、この人こそチャールズ伯父さんだと思ったのだが、口から出てきたのはこんな言葉だった。「はじめまして、エリザベスさま。カスカートさまがお待ちしております」

 ヒュー・ミラーがコートを脱いでいる。どうすればいいのかわからなかったけれど、まだコートは脱いじゃいけないと固く信じていた。だからわたしはハンドバッグを握りしめて立ったまま辺りを見回していた。はじめに階段が見えた。眩暈を起こしそうな螺旋がぐるぐると果てしなく昇っていて、井戸の底に立っているような気がその夜にはした。見上げるような家の静かなる中心にいるのだ。

 玄関ホールには絨毯が敷かれていた。穏やかに照らされ、落ち着いた色合いの豪華なものだ。壁には高級そうな戸棚がある。左側には白塗りの両開き扉。正面の、階段が急上昇しているところの下には、小さな扉があった。右側には大きな鏡があって、わたしの不安顔を映している。この階には生活臭がない……皆無だった。

「こちらでございます」エファンズがスーツケースを持って静かに上に向かった。わたしもしたがい、ヒュー・ミラーが後に続いた。

「ゲームはまだ続いている?」

「さようでございます」

 わたしたちは音もなく(絨毯のせいだ)歩いていた。壁龕には高そうな花瓶が置かれている。わたしくらいの大きさの花瓶には花があふれていた。二階にも両開きのドアがあって、これは大きく開け放たれていた。向こう側には快適そうな部屋が見えた。たくさんの本となめし革と琥珀色の明かりがあった。片隅から人がやってきた。

 ヒュー・ミラーと同じくらい背が高く、胸板は厚くて大きな頭をしている。太ってはいない。むしろ顔はやつれて浅黒く、頬はそぎ落とされたようにぺちゃんこだった。険しい。肌も肉も硬く険しそうだった。細い顎の上の口もいっそう険しい。顎の脇には傷痕とは違うくぼみがある。白髪混じりでてっぺんは剥げていた。黒い眉は細く、片方が跳ね上がっている。青い目は冷たいくせに面白がっているようでもあった。老けては見えないが、確かに若くはない。若いということをよくわかっている人間だ。何でもわかっているぞと言わんばかりに笑みを浮かべている。古くさい寓話に出てくる罪のことを連想した。醜くて魅力的で恐ろしげで衝撃的なあまり、わたしは打ちのめされた。誰の伯父でもあるはずがないのに、それはわたしの伯父だったのだ。

 その証拠に、母もわたしも眉が跳ね上がっていた。『不思議でもなんでもないじゃない』と自分に言い聞かせた。彼はベイカーズ・ブリッジに住んでいたわけじゃないし、列車で会ったわけでもない。親戚を訪ねたり、ミシンのある客間で眠ったり、哀れな姪に会うため駅に立っているような人じゃないのだ。強烈な個性に対する心構えなんて何もなかったけれど、どういうわけかそれが伯父という人を言い表していた。

「元気かな、エリザベス?」伯父の声は深く豊かで穏やかに抑制が利いていた。まるで音量つまみがあるみたい。しようと思えば階段の吹き抜けじゅうを音で満たすことができて、しかも何の苦労もなくやってしまえそうだった。

「おかげさまで。伯父……チャールズ伯父さん」

「礼を言うよ、ヒュー」それがヒュー・ミラーの手から離れて荷物を受け取る合図だった。「いい旅だったかね?」

「はい、ありがとうございます」頭に浮かぶのはどれも、列車の中で考えていたセリフばかりだ。「招いてくださって感謝しています。迷惑をかけないようせいいっぱい頑張ります」言ってからわたしは真っ赤になった。なんて堅苦しくてばかみたいな挨拶だろう。

「迷惑でなどあるものか」伯父はそう言ったけれど、歓迎してくれているのかどうかはよくわからなかった。ほくそ笑みながらゲームのような駆引きをしてわたしと対戦しているのかもしれないし、迷惑をかけないようにしないと追い出すぞと警告しているのかもしれない。わたしは十歳児みたいに身体が火照って落ち着かなくなった。

「エファンズが部屋に案内してくれるだろう。ヒュー、きみは残るのか?」

「はい、お願いします」

 わたしはばかみたいにあっけにとられたままエファンズのあとについて行きかけた。それから元気をふりしぼって立ち止まりると伯父にたずねた。「また降りて来た方がいいんでしょうか?」

「ぜひ頼む」笑っているようだった。顔の筋肉に動きはなかったけれど、笑っているのは我慢ならない。

「お忙しいのなら……」わたしはぎこちなく答えた。「それにライナ伯母さんも出かけてるみたいだし……」

「疲れてはいないのか?」眉が跳ね上がった。

「あっ、はい」

「ライナは――」舌の上で単語を二度ころがせた。「ライナは、戻ってきしだい会いたがるだろう」ヒューに一瞥をくれると、我慢できないとでもいうように口の端をひねった。そうして振り返ると急ぎ足で図書室に戻った。わたしは階段に、ヒュー・ミラーはドア口に置いてけぼりだった。ヒューが顔をしかめた。

「いっしょにいてくれてありがとう。また……またあとでね」ヒューは微笑んでくれた。わたしはエファンズのあとをとぼとぼとついていった。こんなに混乱しているのは生まれて初めてだ。

 エファンズが案内してくれた寝室は何とも言いようのないものだった。豪華で大きく、銀色と金色と青色が溢れていて、柔らかな光に照らされていた。二台の白っぽい木製ベッドにはサテンのカバーが掛けられている。女中姿の中年女性が挨拶をしてコートを受け取った。「エレンと申します、お嬢さま」

「ここには泊まれないわ」わたしは興奮気味にしゃべっていた。「だってこんなにベッドはいらないもの」

 エレンがこちらを見つめた。平凡で思慮深そうな顔は、ベイカーズ・ブリッジの住人のものでもおかしくなかった。「一番いいお部屋にご案内するよう、ライナさまはおっしゃっておりました」はきはきとした説明だった。「ここがそうです。お荷物をお解きいたしますか?」

 わたしはなかば喧嘩腰に事実を告げた。「お荷物をお解きしてもらったことなんてないし、詰めてもらったこともないわ。こんなの理解できないかもしれないけど、ストッキングにネックレスを入れて、靴に下着を入れてるの」

「お察しいたします」

 笑い出してしまった。帽子を脱いでお洒落な長椅子の上に放った。「ぷう!」わたしはため息をついた。エレンは町の帽子屋ディロンさんにそっくりだ。「着替えなきゃだめ?」

「いいえ、その必要はございません」すぐに答えてくれた。何にも知らずにそんなことをたずねたせいで気に入られたみたいだった。「お顔を洗い終わったら、御髪を梳かせてくださいませ。きれいなハンカチと香水を一滴おつけになるとよろしゅうございます」

「そうするわ」

「よくできました」そんなことを言って驚かせてからバスルームに案内し、廊下側にもドアがあることを恐縮していた。二部屋兼用だそうだ。この部屋と、吹き抜けの裏の小さな部屋と。「ですがあそこは使ったことがございません」

「よかった」

「旦那さまのバスルームほど大きくはございませんし」面目なさそうに言った。「それに非常階段に出られる窓が一つきりあるだけなんです! ライナさまのお耳には入らないでしょうけれど」

 話を聞くかぎりではどうやらライナ伯母さんは親切そうだが、わたしから耳に入れようと思う。このころには気が楽になっていた。だんだんとわかってきたのだが、ここの人たちは何でも与えてくれるつもりのようだ。必要以上にいくらでも。苦労をかけているようには見えなかったので、気に病むには及ばないのだろう。裕福な伯父は何でも与えてくれるに違いない。わたしたち貧乏人は、父がよく説教で話していたように、つねに“みずからを”与えてきたけれど、それが必要不可欠で大事なことだと思っていたのは、もしかすると与えなければならないものがほかにないからにすぎなかったのだ。元気が出てきたので、ハンカチと香水をつけて階段を下りるときには、隠しようのない好奇心でいっぱいになっていた。

 二階の図書室には通りに面した窓が三つあった。吹き抜けと家の正面のあいだに挟まれた大きな部屋だった。真下には玄関の扉があるはずだ。アルコーブにはパチーシ盤の嵌め込まれた特注のテーブルがあり、伯父と友人たちが囲んでいる。部屋に入るとヒュー・ミラーが立ちあがって迎えてくれた。伯父も立ちあがり友人たちに紹介してくれたけれど、すぐにゲームに戻ってしまった。

 だけどわかった。わたしが来たことも家にお客が来ることも特別なことではないのだ。やって来ることはわかっていたし、予定通りに到着したのだから。一方で大騒ぎするのをよしとせず、なおかつ新天地を自由に見て回らせいろいろ感じさせようということなのだ。見られていてはなかなか好きなようにはできない。

 ヒューが飲み物を持ってきてくれた。アルコールだったのでときどき口をつけるだけにした。暖炉脇にある革張りのソファに腰かけた。暖炉には本物の火が燃えている。ヒューはあまりしゃべらない。でもわたしにつきあって座っているのだろう。なにしろほかの四人はヒューのことも放ったらかしだったのだ。

 伯父は背を向けていた。右手の小指がほかの指と比べて曲がっており、その指を使っていないことにふと気づいた。

 伯父の右側がバートラム・ギャスケル氏だ。蛙に似ている。四十代後半、奇形のように小柄で猫背だった。髯のような眉毛の下にはあいだの離れたどんぐりまなこ。ゆるんだ口元をしじゅう開いたり閉じたりしている。

 左側がハドソン・ウィンベリー氏。僧正みたいだけれど、まるい頬となまっちろい肌はふくれて腐っているみたいだ。六十くらいだと思う。古くさく無難に染められた銀髪が丸い額になでつけられている。縁なし眼鏡を、気持ち悪いほどくねくねした手でしょっちゅう触っていた。

 ガイ・マクソンはほかの三人よりも若かった。女の子と呼ぶことにした。完璧な着こなしで、見ようによってはお洒落だけど、好きじゃない。平凡な顔だちだけど、小鼻がぷるぷる震えてひどく気難しそうだ。あるいは何もかもを軽蔑して鼻をすすっているだけなのかもしれないけれど。

 そして伯父がいる。横顔は、こちらから見るといっそうくぼみが目立ち、海賊のように鋭く残忍だ。

 蛙、僧正、女の子、海賊がゲームをしていた。

 楽しんでいてもよかったはずだ。暖かい部屋に座って飲み物もあり、隣にはしつけのいい若い男、ほかの四人は音を立ててさいころを振り目を数えてゲームに興じている。

 血を賭けてゲームをしているとヒューが言った意味がすぐにわかり始めた。真剣勝負、弱肉強食。勝利の歓声は心からの勝鬨だった。高笑いは心からの高笑い。悪意は心からの悪意。不条理で恐ろしかった。

 こわがりで神経質なタイプではない。よくあるように“雰囲気”とか“六感”をわれ知らず感じることもない。だけどその部屋で行われていることには不安と怯えをかき立てられた。気圧の低いときに感じるような圧力だった。はじめのうちこそ慣れてないからだと思っていたけれど、ヒューが一言もしゃべらないようにしていることに気がついて、わたしも沈黙を破ることができなくなった。耳を澄ませなくてはならないのだ。夜中に泥棒の気配に聞き耳を立てるように。たとえ風の音だと言い聞かせても、なお緊張と不安を感じているように。

 ゲームをやめてほしかった。

「これであんたもひとつ賢くなるだろうさねぇ」ギャスケルが意地悪げに言った。「さあ振り出しだぞ、チャーリー。振り出しだ」

「四か八だよ」女の子ガイ・マクソンが言った。「それさえ出れば……」

「ほかになんぼでもいい手があンのに、なンでおれを」僧正ウィンベリーがぼやいた。

「ふふ! 心配御無用。そんなことはさせませんぞ」

「くそっ」伯父が小さくもらした。

 蛙が残忍で耳障りな笑い声をあげた。「おいおいこりゃウィンベリー」

「先が見いへんな!」僧正が喜びの声をあげた。「よしゃ、チャールズはドツボにはまっとるわ、なあ?」

「それもかなりね」と女の子。

 冗談を言い合っているのであってもおかしくなかったけれど、でも冗談ではなかった。大の大人が室内ゲームに興じて、こんなにも残忍になれることが恐ろしかった。あまり巧妙ではないものの、三人は伯父を相手に一致団結しているのだ。蛙がさいころを振った。

「うまいことつかみよった」僧正はじりじりしていた。

「トップはきみだ」伯父が言った。

「そうは問屋が卸さないんだなぁ」蛙が意地悪く言った。「そのうえあんたには振り出しに戻ってもらおうって寸法だ」

「愚かな」伯父が言った。

 僧正が心配そうに蛙を見つめた。「どんな窮地も切り抜けるヤツやさかい」

「今回は別だよ。次は君の番だ、ウィンベリー」女の子がさいころを振って舌を鳴らした。

「これで勝ちまっせ!」僧正が叫んでさいころを振った。「おお」

「ほら、目はいくつ?」

「言ったとおりや! ほんま先というのは見いへんわ! 四、上がりや」僧正が勝った。

 ほっとした。なのにゲームは続いた。二位と三位とビリも決めるらしい。やめてほしかった。でも決着がつくまでやめる気はないようだ。ヒューはがっくりとうつむいて、お酒の残ったグラスを揺らしていた。座り続けているのはうんざりだ。あれもこれもに我慢できなくなってきた。伯父をとっちめようとやっきになっている残り二人を、ウィンベリーが応援している。どうやらこてんぱんにとっちめたいらしい。目指すはそれだけのようだ。

「そやない」ウィンベリーが女の子にアドバイスした。「気いつけや、妨害するつもりやわ」

 伯父が無言でさいころを振った。横顔からは不機嫌に考え込んでいるように見える。伯父のことをこんなに憎んでいるのは誰? 怒りに燃えているのは誰? 誰かが部屋中に憎悪をまき散らしている。自分に害はないと思っているのならまわりの人間だって、ライオンの前で吠える痩せ犬と一緒。思わず触れた喉元は熱く、手は冷え切っていた。

「なんでやめてくれないんだろう!」わたしはつぶやいた。

 ヒューがこちらを見つめた。額が汗ばんでいるのが見える。「どうしたんです?」気がかりな夢から覚めたばかりのようなぞんざいな口調だった。

「こんなのやだ……みんなぎすぎすしてて」

 姿勢を正したヒューの顔に驚いたような表情が浮かんでいる。

「やっぱりそう思いますよね?」

「あなたも?」

「ええ……気に入りませんね」

 そう言ってハンカチを取り出すと神経質そうにいじっていた。

「へへへっ!」蛙が椅子の肘を叩いている。「お気の毒さまだ。一抜けた。大丈夫だマクソン。次はあんたの番なんだから、チャーリーは絶望的さね。ほんと絶望的だ、今回だけはねぇ」

「今回だけ、な!」と僧正が言った。

「静かに。ぼくはまだ上がってないんだ」女の子が言った。

「わたしもな」と伯父だ。

「いつもこんな感じなの?」わたしはヒューにささやきかけた。

「ええ……なんとなくは。今日は伯父さん負けてるようですが。こんなの初めてですよ。絶対に負けないと思ってました」

「一が出てくれよ」と蛙が言った。

「一と二や」これは僧正。

 女の子の壺からさいころが振られ、伯父は立ちあがった。みんな無言だった。伯父が部屋を横切る。

「一杯やるかね、ハドソン? それにガイも?」

「いただくよ。あんたの負けだ、きひひひ!」蛙が言った。

 この無神経さに堰を切られたようにして、僧正がぺらぺらと話し始めた。

「見んさい。駒が三つもスタート地点におるわ。進んどるのは一駒だけや。五が出えへんかったらどうにもならん。こんな日が来ようとは……」

 伯父が部屋を横切ってウィンベリーを一瞥した。

「負け知らずのカスカート。それがとうとう負けよった。ほんまなあ?」

 してやったりという長広舌のあとに残った沈黙を破って、階下で足音がした。

「ライナさんだ」若い女の子ガイ・マクソンの顔が明るく輝いた。

「おやおや」と蛙が椅子をずらした。僧正が眼鏡をいじる。伯父はコップの中身を飲み干して下に置いた。

 まもなく戸口に姿が見えたので、腰を浮かせて挨拶したけれどすぐにまた座り込んだ。びっくりしたせいで力の抜けた手足をずり動かす。

 そのひとは夜会服姿だった。わたしよりちょっとだけ背が高い。髪に花を挿していた。赤い外套が裸の肩から滑り落ちると、ガイ・マクソンの腕が手慣れたように待ち受けていた。白いドレス。映画でも見たことがないほどきらきらと美しく輝いている女性だった。二十代半ば。ライナ伯母さんだ。


Charlotte Armstrong『Lay On, Mac Duff!』CHAPTER 2 の全訳です。


Ver.1 07/04/15
Ver.2 07/07/07

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[訳者あとがき]

 第二章に入っていきなり続々と登場人物が出てきたので、訳しわけるのに苦労しました。執事と女中はともかくとして、おっさん四人が困りもの。しかも登場そうそうベッシーが彼らにあだ名をつけてしまうので、本名を覚える暇もなくあだ名で呼ばれ始め、訳していても途中で誰が誰だかよくわからなくなってしまいました。蛙=バートラム・ギャスケル、僧正=ハドソン・ウィンベリー、女の子=ガイ・マクソン、です。

 ついでに登場人物を整理しとくと、
*語り手=ベッシー・ギボン。
*チャールズ・カスカート=ベッシーの伯父。
*ライナ・カスカート=チャールズの妻。
*ギャスケル、ウィンベリー、マクソン=チャールズの友人。
*ヒュー・ミラー=ウィンベリーの部下。
*エファンズ=カスカート家の執事。
*エレン=カスカート家の女中。
*ミセス・アトウォーター=カスカート家のコック。
*ガーネット=刑事。

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