四輪馬車が長い列をなしてマルリーの森の並木道をふさいでいた。国王が狩りをしているのだ。
それは午後の狩りと呼ばれていた。
早い話が晩年のルイ十五世は猟銃を用いた狩りも犬を用いた狩りも行わなかった。狩りを眺めるだけで満足していた。
プルタルコス(プルターク)をお読みになった方なら、マルクス・アントニウスの料理人が猪肉を時間差で串に刺し、五、六頭の猪を炙っておいて、マルクス・アントニウスがいつ食卓に着いても常に焼き立ての料理を出していたことを覚えておいでだろう。
マルクス・アントニウスは小アジアの領土で多くの問題を抱えていた。裁判を行っていたが、キリキア人という連中は大泥棒であったので――これはユウェナリスによって確かめられている――マルクス・アントニウスはひどく心を砕いていた。そこで裁判官の務めの合間に時間が出来ればいつでも口に入れられるように、五、六頭の串焼きを時間を変えて常に用意していたのである。
さて、ルイ十五世の許でも事情は同じであった。午後の狩りに当たって、二、三頭のダマ鹿が二、三時間のうちに時間を変えて放たれ、国王の気分に応じて、すぐに角笛を吹く時もあれば、しばらく経ってから角笛を吹く時もあった。
この日の陛下は四時まで狩りを行うと勅していた。つまり放たれる鹿は正午から選ばれており、時間までは自由に走らせておいたのである。
国王が鹿を追おうと決めた時には、デュ・バリー夫人も国王を追おうと決めていた。
だが狩猟係が準備を整え、偶然が段取りを決めた。偶然の計らいによって、デュ・バリー夫人の計画は変わることになる。
伯爵夫人は偶然に臨んで、相手が自分と同じくらい気まぐれなことを悟ったのである。
ド・リシュリュー氏と政治の話をしながら陛下を追いかけている間にも、陛下は陛下で鹿を追いかけていた。公爵と伯爵夫人が途中でちらほらとされた挨拶を返していると、道路から五十パッススほどのところに、緑の屋根の下、
デュ・バリー夫人の馬は国王から下賜された見事な馬車馬だったので、馬車という馬車を(今日風に言えば)ぶっちぎっていた。そんなわけでこの事故車を目にしたのは二人が最初だった。
「まあ! お気の毒に」伯爵夫人が落ち着いた声を出した。
「まことですな」ド・リシュリュー公爵も冷静だった。何分にも宮廷ではあまり感情を出さぬのが作法であった。「馬車がばらばらだ」
「あそこの草の上に見えるのは亡くなった方かしら? ご覧になって、公爵」
「死んではおらぬでしょう。動いております」
「殿方かしら、ご婦人かしら?」
「どうでしょうな。よく見えません」
「見て、お辞儀しましたわ」
「では死者ではありませんな」
リシュリューは念のため三角帽をずらして見た。
「いやはや、伯爵夫人、もしや……」
「そのまさかだと」
「あれはルイ公猊下ではありませんか」
「ド・ロアン枢機卿ご本人ですわ」
「いったいあそこで何をなさっているのでしょうな?」
「確認しに行きましょう。シャンパーニュ、あの壊れた馬車のところまで行って頂戴」
伯爵夫人の御者は直ちに道を外れ、木々の中へ乗り入れた。
「いや、確かに枢機卿猊下ですぞ」とリシュリューが言った。
その通り確かに草むらに横たわっていたのは枢機卿猊下だった。そうして知り合いが通りかかるのを待っていたのだ。
デュ・バリー夫人が近づいて来るのを見て、枢機卿が起き上がった。
「感謝の言葉もございません、伯爵夫人」
「どうなさいましたの、枢機卿、あなたですの?」
「私ですとも」
「歩いていらしたの?」
「いえ、坐っておりました」
「お怪我をなさったのでは?」
「かすり傷一つありませんよ」
「それでどうしてこんなことに?」
「どうか仰いますな。イギリスから連れて来たあの頓馬な御者のせいですよ。森を突っ切って狩りに合流してくれるよう頼んだところ、急に舵を切って私を振り落とし、大事な馬車を壊してしまいました」
「不満を仰るべきではありませんわ。フランスの御者でしたら、首の骨を折るか、よくて肋骨を折っていたところですもの」
「きっとその通りなのでしょうね」
「だからどうかしっかりなさって」
「別に動じてはおりませんが、これから待っていなければならないんですよ、ひどいものです」
「待つとは? ロアンともいうべき人が待っていたんですの?」
「そうせざるを得ませんからね」
「何を仰いますの。あなたをここに置いて行くくらいなら、馬車から降りる方を選びますわ」
「どうか、恥をかかせないで下さい」
「お乗りなさいまし」
「お気を使わずに。スビーズを待っているところです。狩りに参加していますから、もうすぐここを通りかかるはずなのです」
「でも別の道を通ったらどうなさいますの?」
「構いません」
「猊下、お願いですから」
「いえ、結構です」
「でも何故ですの?」
「あなたにご迷惑を掛けたくありませんから」
「枢機卿猊下、あなたが馬車に乗るのを断るというのでしたら、あたくしは従僕に裾を取らせて、
枢機卿は微笑んだ。あまりいつまでも遠慮していると、伯爵夫人に誤解されかねないと思い、四輪馬車に乗ることにした。
公爵はとうに奥の席をずれ、前の座席に移っていた。
枢機卿はその栄誉を固辞しようとしたが、公爵は譲らなかった。
伯爵夫人の馬はすぐに遅れを取り戻した。
「ところで猊下」伯爵夫人が枢機卿にたずねた。「猊下は狩りがお好きになりましたのね?」
「何ですって?」
「こういう集いに参加なさっているのを見るのは初めてですもの」
「そんなことはありませんよ。とは言えヴェルサイユに伺候して陛下に敬意を表する栄誉を得ました際に、陛下が狩りに向かったと聞きましたわけで。緊急の用件がありましたから、追いかけることにしたのです。それが間抜けな御者のおかげで陛下のお耳どころか街での約束も取り逃す羽目になりましたよ」
「どうですか、伯爵夫人」公爵が笑い出した。「猊下は何もかもはっきりと打ち明けなさいましたな……お約束があるそうです」
「取り逃してしまいましたがね」枢機卿は繰り返した。
「ロアン、大公、枢機卿ともあろう方が、これまでに何か取り逃したことがありまして?」
「なければ奇跡ですよ」
公爵と伯爵夫人は顔を見合わせた。今の言葉を聞いて先ほどの記憶が甦ったのだ。
「そうでした! 奇跡と言えば、お話ししたいことがあるんですの。枢機卿にお会い出来たのは幸運でした。それを信じていいものかどうかお聞きしたいんです」
「何のことですか?」
「奇跡のことですよ!」公爵が言った。
「聖書はそれを信仰箇条に数えていますよ、伯爵夫人」枢機卿は信じている素振りを見せようとした。
「古い奇跡のことではありませんわ」
「ではどういった奇跡のことですか?」
「現代の奇跡です」
「そうなると、極めて珍しいと言わざるを得ませんが、しかし……」
「しかし、何ですの?」
「さよう、目撃したことがあるのです。仮に奇跡ではなかったにしても、はなはだ信じがたい出来事でした」
「奇跡を目撃したと仰るの?」
「名誉にかけて」
「伯爵夫人もご存じでしょう」リシュリューがからからと笑った。「猊下は正統とは言い難い精霊と心を通わせてらっしゃるとのもっぱらの評判ですぞ」
「それは知りませんでしたが、随分と便利そうね」
「それで、何を見たのですかな?」
「他言せぬことを約束しておりますので」
「まあ! 随分と深刻なことなのね」
「仰る通りです」
「でももしかしたら、魔術について沈黙を誓ったのであって、魔術師については何の約束もしていないんじゃありません?」
「それはそうです」
「よかった! 打ち明けて申しますと、公爵とあたくしは魔法使いを捜しにやって来たんです」
「まさか?」
「嘘は申しません」
「ではお教えしましょう」
「何よりです」
「きっとあなたのお役に立ちますよ、伯爵夫人」
「わしの役にも、ですかな?」
「もちろんです、公爵」
「その者は何と仰いますの?」
「ド・フェニックス伯爵です」
デュ・バリー夫人と公爵はさっと青ざめて顔を見合わせた。
「おやまあ!」二人は同時に声をあげた。
「お二人ともご存じなのですか?」
「いいえ。その人が魔術師だと仰いますの?」
「間違いありません」
「お話ししたことが?」
「もちろんです」
「それで確信なさったと……?」
「疑問の余地はありません」
「どういった事柄について?」
「それは……」
枢機卿は躊躇った。
「私の運勢のことで、話を聞かせてもらいました」
「それは当たりまして?」
「それがその、話してくれたのは死後のことなのです」
「フェニックス伯爵のほかにも名前がありませんでしたか?」
「ありました。それも聞いておりますが……」
「仰って、猊下」伯爵夫人が堪らず口にした。
「ジョゼフ・バルサモです」
伯爵夫人は手を合わせてリシュリューを見つめた。リシュリューは鼻の先を掻きながら伯爵夫人を見つめた。
「悪魔って真っ黒ですの?」デュ・バリー夫人が唐突にたずねた。
「悪魔ですか? 悪魔など見たことはありませんが」
「何を仰っているのです、伯爵夫人?」リシュリューが声をあげた。「悪魔が枢機卿と懇意にしているなどと」
「では悪魔を呼び出さずに運勢を告げたというのですか?」伯爵夫人がたずねた。
「そういうことでしたら、その通りです。悪魔は愚かな人間の前にしか姿を現しません。私たちには悪魔は不要なんです」
「わかりました、あなたなりにお話し下さいな。何らかの魔法が行われていましたのでしょう?」
「私はそう信じております」
「緑の炎かしら? 亡霊とか、ひどい悪臭を放つ大鍋とか?」
「そんなものではありません。あの魔術師のやり方は洗練されておりました。むしろ丁寧にもてなすような紳士でしたよ」
「その魔術師にホロスコープを読んでもらったのではないのですか、伯爵夫人?」リシュリューがたずねた。
「正直言うと、そうしてもらいたくて堪りませんの」
「ではそうしてもらうといい」
「ところでその魔法は何処で行われましたの?」聞きたくて堪らない居所を枢機卿から聞けるのではないかと、デュ・バリー夫人は期待を寄せた。
「洒落た家具の詰まった見事な部屋でした」
伯爵夫人は焦れったさを隠しきれなかった。
「それで、どんな家ですの?」
「変わった造りにしてはよく出来た家でしたよ」
なかなかはっきりしないことが口惜しくて、伯爵夫人は足を踏み鳴らした。
リシュリューが助け船を出した。
「おわかりになりませんか、猊下? その魔術師が何処に住んでいるのかがわからずに、伯爵夫人が悔しがっていらっしゃいますぞ」
「何処に住んでいるかと仰るのですか?」
「さようです」
「そういうことですか」枢機卿は得心した。「しばらくお待ち下さい……いや……そう……いや……マレー地区ですよ、大通りの角です、サン=フランソワ街、サン=タナスタズ街……そうじゃない。聖人の名前なのは確かですなのですが」
「どの聖人かが問題です。あなたならすべての聖人をご存じに違いありますまい?」
「そんなことはありませんよ。むしろほとんど知りません。いや、お待ち下さい。従僕の奴なら知っているに違いありません」
「なるほど」と公爵が言った。「従僕なら後ろにいる。止まれ、シャンパーニュ」
公爵は御者の小指に結わえてある紐を引っ張った。
御者は急いで、息を切らせている馬の脚を止めた。
「オリーヴ」枢機卿が声をかけた。「いるか?」
「はい、猊下」
「しばらく前の晩にマレーに行ったことがあったが、あれは何処だっただろう?」
従僕は会話の内容をすっかり聞いていたが、知らぬふりを通した。
「マレーですか……?」記憶を探っているような顔をした。
「そうだ、大通りの近くだが」
「いつのことでしょうか、猊下?」
「サン=ドニから戻った日だ」
「サン=ドニからですか?」オリーヴは自分を印象づけようと、さらにさり気ない風を装った。
「そう、サン=ドニからだ。馬車を大通りで待たせておいたはずだ」
「わかりました、猊下。男が重い包みを馬車に投げ込みに来たのと同じ日ですね、思い出しました」
「そうかもしれないが、誰がそんな話をしているのだ?」
「では猊下は何をお望みでしょうか?」
「通りの名前を知りたい」
「サン=クロード街です、猊下」
「そうだ、クロードだ! 聖人の名前だと申し上げたでしょう」
「サン=クロード街!」伯爵夫人はリシュリューに向かって意味ありげな目つきをした。リシュリュー元帥は常日頃から秘密をほじくられるのを、それもことが陰謀であればなおさら恐れていたので、デュ・バリー夫人を遮ってこう言った。
「伯爵夫人、国王です」
「どちらですの?」
「あちらです」
「国王ですって!」伯爵夫人が叫んだ。「左に、シャンパーニュ、左です。陛下に見られてしまうじゃないの」
「どういうことです?」枢機卿はぎょっとしてみせた。「私はてっきり、陛下のところにご案内してくれるものと思っておりましたが」
「あら、そうね。国王にお会いになりたいんですのね」
「そのために来たのですから」
「わかりました、国王のところにご案内させますわ」
「ですがあなたは?」
「あたくしたちはここに残ります」
「しかし伯爵夫人……」
「どうかお願いですから。お互いの道を行きましょう。国王はあちらです、あの栗林の下で無事にお会いになれますわ。シャンパーニュ!」
シャンパーニュが馬車を停めた。
「シャンパーニュ、あたくしたちを降ろして、猊下を国王のところにお連れなさい」
「一人で、ですか?」
「陛下のお耳をお借りしたかったのではありませんか、枢機卿猊下」
「それはそうですが」
「でしたらお耳はしっかり拝借できますわ」
「そうですか! ご親切痛み入ります」
そうして枢機卿は恭しくデュ・バリー夫人の手に口づけした。
「しかしあなたは? 何処に隠れるおつもりです?」
「このどんぐりの木の下です」
「国王がお捜しになるでしょう」
「望むところです」
「あなたが見えないと心配なさいますよ」
「それで苦しんでくれるのでしたら、苦しんで欲しいんですの」
「可愛い方ですね、あなたは」
「あたくしが苦しんでいた時に国王から言われたのも同じ言葉でしたわ。シャンパーニュ、猊下をお連れして差し上げたら、ギャロップで戻って来なさい」
「かしこまりました、伯爵夫人」
「では失礼、公爵」と枢機卿が言った。
「ご機嫌よう、猊下」公爵が答えた。
従者が踏み台を降ろしていたので、公爵は伯爵夫人に手を貸し、修道院から逃げ出しでもするように素早く地面に降りた。そうすると四輪馬車は猊下を乗せてフランス国王陛下のところに向かった。国王は目が悪かったので、ほかの人々には見えている伯爵夫人が見えずに捜していた。
デュ・バリー夫人は時間を無駄にしなかった。公爵の腕を取り、茂みに引っ張り込んだ。
「主が枢機卿を送り届けて下さったんだわ!」
「一時的に遠ざけておくため、ということですな」と公爵が答えた。
「いいえ、探し人の情報を教えてくれるためよ」
「では目的地に向かうとしますかな?」
「そうしましょう。だけど……」
「何ですかな?」
「正直言うと怖いの」
「誰のことです?」
「魔術師よ。あたくし、騙されやすいんですもの」
「いやはや!」
「あなたはどう? 魔術師を信じてますの?」
「信じてないとは言えませんな」
「あたくしの予言は……」
「その通りです。それにわし自身……」老元帥は耳を掻いた。
「あら、何ですの?」
「わし自身、ある魔術師を知っておりました……」
「まあ!」
「その魔術師はある日、わしにとてつもないことをしてくれました」
「どんなことかしら?」
「わしを生き返らせたのです」
「生き返った! あなたが?」
「さよう、要するにわしは死んでおったわけです」
「詳細を聞かせて下さい」
「では隠れましょうか」
「随分と臆病なんですのね」
「いやいや、慎重なだけですぞ」
「ここでいいかしら?」
「いいでしょう」
「ではお話し下さいませ、早く早く」
「こういう事情です。わしはウィーンにおりました。大使館時代です。その夜、わしは街灯の下で身体をぐさりと刺されてしまいました。亭主に刺されたのです、致命的でした。わしは倒れ、助け起こされた時には、死んでおりました」
「お亡くなりになったと言うんですの?」
「そうです。そうでなくとも死んだも同然でした。通りかかった魔術師が、墓地に運ばれている男は何者かたずねたのです。わしだ、という答えを聞くと、魔術師は担架を止めさせ、正体のわからぬ液体を三滴傷口に注ぎ、また別の液体を三滴口唇に注ぎました。すると出血が止まり、息が戻り、目が再び開き、わしは甦りました」
「それは神の奇跡ではありませんか」
「わしが恐れたのもそのことでしたが、わしにはむしろその反対に、悪魔の奇跡に思えました」
「そうですわね。神様はあなたのような悪童のことを助けたりなさいませんもの。お好きなようになさいまし。それでその魔術師はご存命ですの?」
「怪しいところですな、飲用金を見つけていない限り」
「あなたのようにですか? そのお話を信じてらっしゃいますの?」
「すべて信じております」
「お年寄りでした?」
「メトセラそのものでしたな」
「それでお名前は?」
「堂々たるギリシア名でした。アルトタス」
「恐ろしい名前ね、元帥」
「ではありませんかな?」
「馬車が戻って来ましたわ」
「それはよかった」
「心は決まりまして?」
「無論です」
「パリに向かいますか?」
「パリに」
「サン=クロード街に?」
「お望みとあらば……だが国王がお待ちですぞ!……」
「それが決め手よ。迷っていたとしても、それで心が動いたでしょうね。今度は悔しがるのはあなたの番よ、フランスちゃん!」
「しかし攫われたか迷子になったと思われませんかな」
「あなたといるところを見られればそれに越したことはないんだけど」
「では今度はこちらから申し上げましょう。わしは怖いのです」
「何がですの?」
「あなたの口からこの話が人に洩れたり、人からからかわれたりするのが」
「からかわれるならあたくしたち二人共でしょう、一緒に行くんですもの」
「では決まりました。もっとも、あなたに裏切られるようなことがあれば……」
「何ですか?」
「その時には、あなたと二人きりだったと申し上げますからな」
「そんなの誰も信じません」
「ああ、伯爵夫人! 陛下があそこにいなければ……」
「シャンパーニュ! シャンパーニュ! ここです、藪の後ろの見えないところ。ジェルマン、扉を。ここです。では、パリに。マレー地区のサン=クロード街よ。大急ぎで」
Alexandre Dumas『Joseph Balsamo』Chapitre LXXXII「La chasse au sorcier」の全訳です。
Ver.1 11/01/01
[註釈・メモなど]
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