New  リンク  翻訳連載blog  読書&映画日記  掲示板  仏和辞典

HOME  翻訳作品  土蜘蛛目次  戻る 進む

土蜘蛛草紙
―つちぐもざうし―

其の十一

翻刻
とりて見〔るに、わが〕釼のさきなり。「此おのこのこと〔ば〕にたがはず。たヾ〔もの〕にあらず」とぞおもひける。化人おともせずなりぬ。やがてち〔か〕づきて〔両〕人ちからをあはせてつかみいだす。

画像をクリックすると拡大表示します160KB 64.0kbpsで約30秒とかなり重いです)
※JavaScriptをOnにしてください。

土蜘蛛草紙 


現代語訳
取り上げてみると、頼光の剣の先端部分であった。「こやつの言葉に偽りはなかった。ただ者ではない」と思ったものである。化物は何も云わなくなった。すぐに近づくと二人で力を合わせてつかみ出した。

〔解説〕


〔画像〕

HOME  翻訳作品  土蜘蛛目次  戻る 進む

New  リンク  翻訳連載blog  読書&映画日記  掲示板  仏和辞典